2008年 科学技術社会論学会 初夏シンポジウム 地球温暖化対策に向けた研究戦略とコミュニケーションの課題世話人: 平川秀幸(大阪大学) 塚原東吾(神戸大学) 白楽ロックビル(お茶の水女子大学) 日 時: 2008年6月21日(土)13:00~17:30、懇親会(17:30~19:30) 場 所: お茶の水女子大学 理学部3号館7階701室(東京都文京区大塚2-1-1) http://www.ocha.ac.jp/access/index.html 参加費: 無料 懇親会費は4,000円 いまや国際政治の第一級の政策課題となった地球温暖化・気候変動問題への対応。洞爺湖で開かれるサミットでも主要議題の一つになっています。 そうした現実政治の動きを批判的に検証し、より有効な対応策を立てていくために不可欠なのが、気候変動を分析・予測する自然科学と、社会経済システムの変革のための分析・提案を行う社会科学の研究です。そして、それらの知見を社会が共有し、行動に効果的に活用したり、広く社会から知恵を集めるためには、社会のさまざまなセクターやアクターのコミュニケーションが必要です。 今回のシンポジウムでは、温暖化問題へのより有効な対応に向けて、今後どのような研究が自然科学と社会科学で必要なのか、社会とのコミュニケーションはいかに進めていくべきかを、幅広い観点から展望します。 プログラム13:00-13:10 開会の挨拶 科学技術社会論学会会長 平田光司 (総合研究大学院大学) 13:10-15:00 第一部 基調報告 司会: 塚原東吾 (神戸大学国際文化学部) 13:10-13:20 平川秀幸 (大阪大学コミュニケーションデザイン・センター) 「本シンポジウムの全体説明」 13:20-13:50 江守正多 (国立環境研究所 地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長) 「温暖化のリスク評価とリスクコミュニケーションに向けて」 13:50-14:20 蟹江憲史 (東京工業大学大学院 社会理工学研究科) 「文理融合研究と政策科学の課題-学と政策の狭間で-」 14:20-14:50 柳下正治 (上智大学 大学院地球環境学研究科) 「GHG大幅削減に向けた政策形成対話の促進」 ―経済社会のエコロジカルな展開のため、日本社会の環境問題対処 能力が問われている― 14:50-15:10 質疑応答 15:10~15:30 休憩 15:30~17:30 第二部 討論 司会: 平川秀幸 (大阪大学コミュニケーションデザイン・センター) コメンテーターからのコメント 小林傳司 (大阪大学・コミュニケーションデザイン・センター) 宗像慎太郎(民間シンクタンク勤務) ほか 総合ディスカッション 17:30~19:30 懇親会(会費は4千円) 生協食堂 備考
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