『科学技術社会論研究』第5号:サイエンス・コミュニケーション |
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『科学技術社会論研究』第5号特集: サイエンス・コミュニケーション科学技術社会論学会編 A5判並製・192頁 定価 : 3,780円(税込) 発行年月 : 2008年6月 ISBN : 978-4-472-18305-8 C3040 科学技術離れが進んでいる若者の科学技術への信頼を取り戻すサイエンス・コミュニケーションの試みや、医療・地球環境などの問題に関係する科学技術を市民が理解する場を提供する大学の取り組み、科学技術を巡る話題について研究者と市民が気軽に語りあうサイエンスカフェの取り組み、科学技術政策とNPOの活動について検討。 目次特集 = サイエンス・コミュニケーション 編集担当 小林傳司、小川眞理子 - 特集の趣旨 小林傳司
- 科学技術理解増進からサイエンスコミュニケーションへの流れ 渡辺政隆
- 大学とサイエンス・コミュニケーション―人材養成ユニットの経験から 杉山滋郎
- サイエンスカフェ―現状と課題 中村征樹
- 科学技術政策とNPO―政策提言型科学技術NPOの現状と課題 榎木英介、春日匠
論文 - バイオテクノロジーをめぐるメディア言説の変遷―朝日新聞記事の内容分析を通じて 日比野愛子、永田素彦
- バイオテクノロジー受容の規定因―意識調査に基づく日英独仏比較 永田素彦、日比野愛子
- イギリスにおける動物実験規制を支えている思考様式 大上泰弘、神里彩子、城山英明
- 吉野川河口堰を事例とした市民と専門家の協働の類型および知識活用の変化 大澤英昭、広瀬幸雄、寺本義也
- 順応的管理の課題と「問題」のフレーミング―霞ヶ浦の自然再生事業を事例と して 富田涼都
- 企業の環境コミュニケーションにおける科学と市場への信頼―The Economist誌論文をめぐるCSR論争から 大塚善樹
- 矛盾を抱えたまま加速する国家プロジェクト―テクノスーパーライナーのプロジェクトを例に 加治木紳哉
- 日本の原子力安全規制策定過程におけるガバナンスの欠如―技術的知見の欠落が惹起する原子力安全規制の脆弱性 桜井 淳
書評 - 矢守克也・吉川肇子・網代剛『防災ゲームで学ぶリスク・コミュニケーショ―クロスロードへの招待』 関谷直也
- Corburn, J. Street Science: Community Knowledge and Environmental Health Justice 渡部麻衣子
米本昌平『バイオポリティクス―人体を管理するとはどういうことか』 田中丹史
学会の活動 投稿規定 執筆要領
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最終更新日 ( 2012/02/10 Friday 14:32:09 JST )
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