日本学術会議 シンポジウム「若手アカデミーとは何か(仮題)」主催 日本学術会議 若手アカデミー委員会 後援 大阪大学 協力 大阪大学21世紀懐徳堂 日時 平成22年3月4日(木)13:30~16:30 会場 大阪大学中之島センター(予定) ※京阪中之島線中之島駅より徒歩約5分;阪神本線福島駅より徒歩約9分;JR東西線新福島駅より徒歩約9分;地下鉄四つ橋線 肥後橋駅より 徒歩約10分ほか。アクセスについては、以下をご覧ください。 http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php 近年、ヨーロッパの一部の国(現在、オランダ、ドイツ、オーストリアの3ヶ国)のアカデミーで、30代を中心とする若手研究者からなる部門が設置され、若手アカデミー(Young Academy)として、学際的・国際的な交流活動や、科学と社会をつなぐ活動等に関して、独自の取組みを展開するということが行われている。 その上で、こうしたヤングアカデミー活動の一層の普及拡大を図ろうとする動きがあり、2つの方向からこのための取組みが展開されている。一つは IAP(InterAcademy Panel )と世界経済フォーラムとの連携を通じた取組みであり、IAPと世界経済フォーラムは、2年間にわたって、中国で開催されるサマーダボス会議に各国の優秀な若手研究者を招聘して、若手研究者の役割について議論を行ってきた。ここでの活動をベースとして、本年2月に、ベルリンで、Global Young Scientist Academy (GYSA) の設立と、各国での若手アカデミー設立推進とを目的とした国際ワークショップが開催されたが、本若手アカデミー委員会も、同ワークショップに4名の若手研究者の派遣を行った。 もう一つは、ヨーロッパで全欧の若手アカデミーを設立しようという取組みであり、こちらはIAPの協力機関であるIAC(InterAcademy Council)との連携の下に、ALLEA(ALL European Academies, 欧州科学人文学術会議連合)が中心的な議論の場となっている。 今回、ALLEA事務局長のクライン博士が来日する機会を活用し、同博士から、全欧の若手アカデミーの設立に向けた動き等について紹介いただくとともに、併せてベルリンのワークショップに参加した若手研究者からの報告を行い、日本におけるこの問題に対する今後の取組みの在り方を検討するシンポジウムを開催する。 次 第 (1)挨 拶 (挨拶者未定) (2)講 演 「ヨーロッパの若手アカデミーについて」(仮題) ルーディガー・クライン(ALLEA事務局長) (3)講 演 「JSPSにおける若手研究者向け国際交流事業の紹介」 加藤隆行(日本学術振興会国際事業部研究協力第二課長) (4)報告と提案 ベルリンで開催された国際ワークショップの参加者 (いずれも若手アカデミー委員会委員) 竹村仁美(九州国際大学法学部准教授) 中村征樹(大阪大学大学教育実践センター准教授) 駒井章治(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科准教授) 田中由浩(名古屋工業大学(おもひ領域)助教) (5)会場との質疑応答も交えたパネルディスカッション ※60分程度 パネラー ルーディガー・クライン、竹村仁美、中村征樹、 駒井章治、田中由浩、 渡辺向陽(フィンランド・オウル大学計測研究所主任研究員) 司会 塚原東吾(神戸大学大学院国際文化学研究科教授、若手アカデミー委員会委員) (6)挨拶 唐木英明(日本学術会議副会長、若手アカデミー委員会委員長)
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