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科学技術社会論学会 (Japanese Society for Science and Technology Studies)  
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2019/09/23 Monday 01:46:38 JST
 
 
2009年度受賞者の成果報告(杉井重紀) PDF プリント メール

柿内賢信記念賞研究助成金
2009年度受賞者の成果報告

 

実践賞
課題名:「世界で活躍する理系人材育成の方法論」
杉井 重紀
カガクシャ・ネット代表、ソーク研究所上級研究員

 

1)成果報告

本研究では、インターネットでの活動を軸として、様々な形での実践的活動を行うことができました。まず、科学技術社会論学会にご後援いただき、2009年12月13日に「アメリカの理系大学院留学セミナーおよび理系著名人公開インタビュー」のイベントを、東京農工大にてカガクシャ・ネットが主催しました。日曜日にも関わらず、多くの来場者を集めました。まず留学セミナーでは、若手留学経験者の計6名が講演とパネルディスカッションを行いました。それから公開インタビューとして、東京大学農学生命科学研究科教授の東原和成博士と科学技術振興機構(JST)理事長の北澤宏一博士をお呼びし、大学院留学経験談や世界的に活躍する秘訣、若い学生へのメッセージ等をお話いただきました。この模様は、YouTubeのカガクシャネット・チャンネルに収められています。

このお二人に加えて、本研究では留学経験者で世界的に知られる方々、計10人にインタビューを行いました。例えば、この中の一人にノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊博士がおり、留学の経緯、18ヶ月で米国博士号を取得した秘訣、現在の科学を社会に還元するご活動やこれから面白そうな分野など、貴重なお話をお聞きすることができました。小柴先生のお話を含めて、これらのインタビュー全文は、カガクシャ・ネットのホームページにも掲載されています。また全てのインタビューは、2010年に出版した「理系大学院留学?アメリカで実現する研究者への道」(カガクシャネット著、アルク社発行)のパートIIIにおさめられました。

またカガクシャネットが2007年より発行しているメールマガジンでは、「なぜアメリカの院を選んだか」のエッセイを、計23人の大学院留学経験者にエッセイという形で執筆していただき、それに基づいてケーススタディーを行いました。この結果、「授業料免除と生活費をもらえるから」がトップ、次いで「英語力を高めたかった」「幅広い学際領域を選び専攻・研究分野を変えたかった」「基礎から学べて充実したコースワーク」と続きました。また同時に、「アメリカの院に行って良かったこと」と「日本の大学院に行った方が良いこと」についても、調査を行いました。

さらに本研究の要のうちの2つであった「実体験に基づく日米の理系大学院教育システムの比較」と、「注目される研究分野・研究者と求められる人材」調査においても、多数の執筆者と協力者に恵まれ、上記書籍のパートI 第3章(日米比較)と第2章(注目分野と人材)に掲載されています。またこれらの研究記事の大部分はメールマガジンでも配信がなされ、カガクシャネットのホームページにて、バックナンバーが閲覧可能です。

2010年度はこれまでの研究成果をさらに実践に役立てようと、「第一回博士キャリアアップシンポジウム?グローバル時代に博士号を生かす方法?就職難の時代だからこそチャンスを勝ち取る!」イベントを12月21日に、東京大学農学部を会場にして主催しました。前代未聞と言われている日本での博士号取得者の就職難が取り沙汰されている中、後ろ向きの議論をするのでなく、博士の一人一人が意識を変えて視野を広げ、グローバルな視点で世界を見ていけるよう、単なる就職活動のノウハウではなく、将来までずっと役立つ「マインド」を養うことに特化したセミナーを企画しました。日本の科学技術のトップを担う先生方(黒川清博士、北澤宏一博士)の基調講演から、キャリアプラニングに詳しい専門家、そして各方面に就職して間もない若手たちによる体験談まで、多岐にわたる構成でした。当日はUstreamによるオンライン生中継を行い、この模様はUstreamのカガクシャネット・チャンネルでアーカイブとして視聴することができます。

これらの媒体を通じて、本研究が広く一般公開されることにより、科学技術立国にふさわしい人材を育成するための材料として、お役に立てれば幸いに思います。

最後に、海外在住の身でありながら、柿内賢信記念賞という名誉ある賞をいただき、改めて心より感謝申し上げます。

2)会計報告

添付書類(杉井重紀_2009年度実践賞_会計報告.doc)をご参照ください。

3)研究経過報告

本研究では、インターネットでの活動を軸として、様々な形での実践的活動を行うことができました。まず、科学技術社会論学会にご後援いただき、2009年12月13日に「アメリカの理系大学院留学セミナーおよび理系著名人公開インタビュー」のイベントを、東京農工大にてカガクシャ・ネットが主催しました。日曜日にも関わらず、多くの来場者を集めました。まず留学セミナーでは、若手留学経験者の計6名が講演とパネルディスカッションを行いました。それから公開インタビューとして、東京大学農学生命科学研究科教授の東原和成博士と科学技術振興機構(JST)理事長の北澤宏一博士をお呼びし、大学院留学経験談や世界的に活躍する秘訣、若い学生へのメッセージ等をお話いただきました。以下に概要が記されています。

http://kagakusha.net/event.htm

このお二人に加えて、本研究では留学経験者で世界的に知られる方々、計10人にインタビューを行いました。例えば、この中の一人にノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊博士がおり、留学の経緯、18ヶ月で米国博士号を取得した秘訣、現在の科学を社会に還元するご活動やこれから面白そうな分野など、貴重なお話をお聞きすることができました。小柴先生のお話を含めて、これらのインタビュー全文は、カガクシャ・ネットのホームページにも掲載されています。

http://kagakusha.net/alc/

また全てのインタビューは、2010年に出版した「理系大学院留学?アメリカで実現する研究者への道」(カガクシャネット著、アルク社発行)のパートIIIにおさめられました。(添付PDF書類:アルク本パート3_インタビュー.pdf)

またカガクシャネットが2007年より発行しているメールマガジンでは、「なぜアメリカの院を選んだか」のエッセイを、計23人の大学院留学経験者にエッセイという形で執筆していただき、それに基づいてケーススタディーを行いました。

http://www.mag2.com/m/0000220966.html

この結果、「授業料免除と生活費をもらえるから」がトップ、次いで「英語力を高めたかった」「幅広い学際領域を選び専攻・研究分野を変えたかった」「基礎から学べて充実したコースワーク」と続きました。また同時に、「アメリカの院に行って良かったこと」と「日本の大学院に行った方が良いこと」についても、調査を行いました。結果は添付のファイルにまとめられ、上述のイベントを含む留学セミナー等で発表されました。(添付PDF書類: WhyUSgradSchool_KagakushaNet.pdf)

さらに本研究の要のうちの2つであった「実体験に基づく日米の理系大学院教育システムの比較」と、「注目される研究分野・研究者と求められる人材」調査においても、多数の執筆者と協力者に恵まれ、上記書籍のパートI 第3章(日米比較)と第2章(注目分野と人材)に掲載されております。(添付書類:アルク本ハ?ート1_第2&3章.pdf)

またこれらの研究記事の大部分はメールマガジンでも配信がなされ、カガクシャネットのホームページにて、無料登録によりバックナンバーが閲覧可能です。

http://kagakusha.net/modules/weblog/
(閲覧にユーザ名 user、パスワード sandiego をお使いください)

2010年度はこれまでの研究成果をさらに実践に役立てようと、「第一回博士キャリアアップシンポジウム?グローバル時代に博士号を生かす方法?就職難の時代だからこそチャンスを勝ち取る!」イベントを12月21日に、東京大学農学部を会場にして主催しました。前代未聞と言われている日本での博士号取得者の就職難が取り沙汰されている中、後ろ向きの議論をするのでなく、博士の一人一人が意識を変えて視野を広げ、グローバルな視点で世界を見ていけるよう、単なる就職活動のノウハウではなく、将来までずっと役立つ「マインド」を養うことに特化したセミナーを企画しました。日本の科学技術のトップを担う先生方(黒川清博士、北澤宏一博士)の基調講演から、キャリアプラニングに詳しい専門家、そして各方面に就職して間もない若手たちによる体験談まで、多岐にわたる構成でした。

http://kagakusha.net/symposium_2010.htm

当イベントは、Twitterやブログ等で話題となり、基調講演を行った元内閣顧問の黒川博士は以下のような感想をお持ちになりました。

http://www.kiyoshikurokawa.com/jp/2010/12/内向きの日本の若手研究者へ若手研究者が立ち上がる.html

また当日はUstreamによるオンライン生中継を行い、この模様はUstreamのカガクシャネット・チャンネルでアーカイブとして視聴することができます。

http://www.ustream.tv/channel/HakaseCareer

これらの媒体を通じて、本研究が広く一般公開されることにより、科学技術立国にふさわしい人材を育成するための材料として、お役に立てれば幸いに思います。

最後に、海外在住の身でありながら、柿内賢信記念賞という名誉ある賞をいただき、改めて心より感謝申し上げます。

最終更新日 ( 2011/08/17 Wednesday 19:09:44 JST )
 
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