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投稿日 2022年12月19日

第21回年次研究大会(東京工業大学)報告

  • 開催期間
    2022年11月26日2022年11月27日

第21回年次研究大会は、令和4年11月26日(土)と11月27日(日)の二日間、東京工業大学大岡山キャンパス(東京都目黒区)西9号館で開催された。柿内賞関係者、プレス、スタッフは除き、参加者数は非会員を含め168名であった。セッションは最大で5つが並行し、合計28の一般セッション・オーガナイズドセッション、および大会実行委員会企画によるシンポジウムが実施された。

初日は、午前に9セションを実施した。昼休みの後、大会実行委員会企画シンポジウム「新たなる大学博物館の役割―科学技術教育・史料保存・研究のサイクルについて考える」を実施し、山﨑鯛介先生(東京工業大学博物館 副館長)、多久和理実先生(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院)、今村信隆先生(北海道大学 文学研究院)の講演およびパネルディスカッションを行った。さらに、総会を挟んで、勝見允行倶進会理事長のご挨拶を皮切りに柿内賢信記念賞研究助成金授与式が行われた。柿内賢信記念賞の受賞者は、久保京子(奨励賞)、小久保智淳(奨励賞)、杉山高志(実践賞)の3氏であった。なお、特別賞は残念ながら該当者なしである。

二日目は、4つの時間帯すべてが一般セッションおよびオーガナイズドセッションに当てられ、合計19セッションが実施された。


「学会の活動」『科学技術社会論研究』21(2023)(印刷中)より転載


会場入口
シンポジウム冒頭で挨拶をする調麻佐志大会実行委員長
東工大の歴史と博物館について講演する山﨑氏
博物館を用いた東工大の教育を報告する多久和氏
今村氏は北大の学芸員等を対象としたリカレント教育について報告
参加者も交えてディスカッション