2020年は、新型コロナウイルス感染症によって、改めてさまざまな主体間のコミュニケーションや合意形成がいかに難しいのかが浮き彫りとなりました。誰にも完全には見通せない未来に対して、科学はいかに振る舞い、いつ誰とどのようなコミュニケーションを行うことが求められているのでしょうか。
本シンポジウムでは、新型コロナウイルス感染症に加え、東日本大震災から10年の節目の年であることから自然災害と原発事故も取り上げ、それぞれの事象の特性を踏まえつつ、求められるコミュニケーションのあり方について話題提供いただきます。その上で、私たちの社会が科学とどのように未来を歩むのかを考えたいと思います。
第1部 話題提供
新型コロナウイルス感染症のコミュニケーション
奈良 由美子氏(放送大学教養学部 教授)
自然災害とコミュニケーション:科学と防災のあいだの乖離
関谷 直也氏(東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター 准教授)
原子力とコミュニケーション:語られるべきことの語られなさをめぐって
寿楽 浩太氏(東京電機大学工学部 教授)
第2部 指定討論 ・ パネルディスカッション
指定討論者:日比野 愛子氏(弘前大学人文社会科学部 准教授)
日時
2021年5月8日(土)9:00 – 12:30
方法
オンライン開催・参加費無料・要事前申込
事前申込方法 こくちーずプロ(https://bit.ly/3dNXxEQ)よりお申し込み下さい。
※接続数に上限があるため定員になり次第、申込終了となる場合があります。
主催
科学技術社会論学会
後援
日本グループ・ダイナミックス学会/日本原子力学会/日本災害情報学会/日本自然災害学会/日本リスクマネジメント学会(50音順)
お問い合わせ
科学技術社会論学会シンポジウム担当 jssts_symposium(a)cm.kansai-u.ac.jp