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投稿日 2022年3月14日

女性研究者支援政策の国際比較
日本の現状と課題

河野銀子、小川眞里子 編著(明石書店 2021/12/16)

日本の女性研究者の割合は未だ 17%である。本書は遅々として改善が見えない日本の現状を鑑み、支援政策が必要と主張する。日本のみならず、アメリカ、EU、中国の歴史と近年の活動、成功と失敗を網羅しており、特に中国の成功は興味深い。研究者はもちろん政策関係者にもぜひ、手に取ってほしい良書である。

【横山広美】