戸谷洋志 著 (慶應義塾大学出版会 2021/7/20)

未来世代が人間らしい生き方を永続するための倫理は環境倫理の重要課題の一つとなってきた。本書は、ハンス・ヨナスの哲学をもとに、人間らしさの根拠を哲学的人間学に求め、生命の傷つきやすさと唯一目的を設定うる存在である人間のあり方から、傷つきやすきものへの責任、未来世代への責任を導き出す。著者独自の視角からヨナスの全体像を描きだし、その可能なかぎりでの現代的射程を繰り広げてくれる好著である。
【評:直江清隆】
戸谷洋志 著 (慶應義塾大学出版会 2021/7/20)
未来世代が人間らしい生き方を永続するための倫理は環境倫理の重要課題の一つとなってきた。本書は、ハンス・ヨナスの哲学をもとに、人間らしさの根拠を哲学的人間学に求め、生命の傷つきやすさと唯一目的を設定うる存在である人間のあり方から、傷つきやすきものへの責任、未来世代への責任を導き出す。著者独自の視角からヨナスの全体像を描きだし、その可能なかぎりでの現代的射程を繰り広げてくれる好著である。
【評:直江清隆】
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