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投稿日 2022年7月28日

『科学技術社会論研究』第20号
特集=新型コロナ・自然災害・原発事故についていかに分かり合うのか―コミュニケーションを再考する―

発売日:2022/07/28
出版社: 玉川大学出版部
ISBN:978-4-472-18320-1

内容紹介

科学技術と社会に関わる諸問題を考える論集。20号は、「新型コロナ・自然災害・原発事故についていかに分かり合うのか−コミュニケーションを再考する−」を特集。ほか、論文、研究ノート、書評などを掲載。

目次

特集=新型コロナ・自然災害・原発事故についていかに分かり合うのか ―コミュニケーションを再考する―

  • 終わらないコミュニケーションを目指して
    ―特集にあたって  城下 英行
  • 自然災害のリスク・コミュニケーション
    ―科学と防災の間の乖離  関谷 直也
  • 原子力とコミュニケーション
    ―STSが問うべき事柄は何か  寿楽 浩太
  • クライシス状況におけるコミュニケーションの諸相
    ―新型コロナ,自然災害,原子力事例への横断的コメンタリー  日比野 愛子
  • COVID-19:社会的弱者と周縁化された人々を包摂する
    ―リスクコミュニケーションとコミュニティエンゲージメント(RCCE)の進め方 
    世界保健機関(WHO),国際赤十字赤新月社連盟(IFRC),国連人道問題調整事務所(OCHA), 東島 仁(翻訳),LIU Yen-yu(翻訳)

論文

  • 中川保雄『放射線被曝の歴史』の研究過程  田井中 雅人
  • 障害とICTに関する日本の支援技術政策史からみた課題  青木 千帆子

研究ノート

  • 科学技術の社会実装を主題とした演劇の脚本修正過程において対話はどのように機能していたか―参加型演劇『インヴィジブル・タッチ』を事例として  種村 剛
  • 問い直そう! 「シチズンサイエンス」と「市民科学」  木原 英逸
  • 日本の科学技術社会論誕生へのささやかな貢献について  小林 傳司

書評

  • 小松美彦(著)・今野哲男(聞き手)『【増補決定版】「自己決定権」という罠―ナチスから新型コロナ感染症まで』  粥川 準二
  • 標葉隆馬『責任ある科学技術ガバナンス概論』  山口 富子
  • 河野 銀子・小川 眞里子(編著),横山 美和・大坪 久子・大濱 慶子・財部 香枝(著)『女性研究者支援政策の国際比較―日本の現状と課題』  横山 広美