イベント & ニュース
投稿日 2013年7月30日

第9回年次研究大会(東京大学)報告

  • 開催期間
    2010年8月25日2010年8月26日

第9回年次研究大会は、国際科学技術社会論会議(Society for Social Studies of Science)と共同で、2010年8月25日(水)より2010年8月29日(日)までの5日間、東京大学駒場キャンパス(東京都目黒区駒場)で開催された。非会員を含め958名の参加者があり、うち外国人参加者は42カ国からの674名であった。

一般セッションは、218セッションが開催され、22部屋同時並行で11のタイムスロットに分けられて運営された。また、「社会のなかの科学:21世紀の科学者および市民の責任」というテーマで市民公開講座が25日午後に、「グローバルな文脈のなかの科学技術と社会:文化の多様性と一様性」というテーマのプログラム委員長主催のプレナリが25日夕刻に開かれた。さらに、「ICT(情報コミュニケーションテクノロジー)の現在と将来」というテーマのプレジデンタルプレナリが、27日午後に開催された。

加えて、大会シンポジウム(日本語セッション)が開催され、東京大学・伊福部達氏による講演「福祉工学の40年―当事者研究から学んだこと―」および東京大学・熊谷晋一郎氏による講演「道具が手足になるには―自己決定と身体化の間にある矛盾」が行われた。


「学会の活動」『科学技術社会論研究』10, 165(2013)より転載


東大駒場キャンパスに掲げられた看板
プログラムチェア企画プレナリの様子
満員となった4S会長企画プレナリの様子
アラン・アーウィン氏、ブライアン・ウィン氏、マイケル・リンチ氏、シーラ・ジャサノフ氏によるパネルディスカッション
各国からSTS研究者が集まった
書籍展示
中山茂氏と塚原修一氏。懇親会にて