科学技術社会論学会第4回年次研究大会は、2005年11月12日から11月13日の2日間にわたって、名古屋大学東山キャンパス(名古屋市千種区)で開催され、約250人の参加を得た。
本研究大会では、前年度に導入された新規企画であるMeet the Board、Meet the Editors、 Work-in-progress等を継続するとともに、総会に合わせて柿内賢信記念賞研究助成金授与式を新たに開催した。有本健男氏(内閣府経済社会総合研究所/文部科学省)をお招きした基調講演「科学技術と社会科学技術基本計画をめぐって」は、会場の大講義室が埋め尽くされる盛況ぶりで、聴講者が熱心に耳を傾け、議論に参加していた。
大会全体を通して、活発な議論が繰り広げられ、講演件数も増加するなど、科学技術社会論研究者の質的・砿的な拡大を感じさせる研究大会となった。詳細は次の通り。
◎科学技術社会論学会第4回年次研究大会
・期間 2005年11月12日(土)から11月13日(日)
・会場 名古屋大学東山キャンパスIB電子情報館
・概要
セッション 13(講演件数51)
オーガナイズドセッション 5(講演件数22)
Work-in-progress 2(講演件数9)
ワークショップ 8(講演件数35)
シンポジウム 1(講演件数3)
「学会の活動」『科学技術社会論研究』5, 186 (2008)より転載