月澤 美代子（名古屋大学出版社 2022/11/10）
ツベルクリンは、細菌学者コッホが開発した結核の「治療法」である。その科学的評価に関する日本の医学者たちの言説や医療政策を巡る「騒動」を分析した本書は、詳細な歴史学的研究であり、感染症と政治、科学コミュニケーション、科学とメディア等に関心のある方に有益な知見を提供する著作である。
【林 真理】
『ツベルクリン騒動 ―明治日本の医と情報』
科学技術社会論学会（JSSTS）の公式ウェブサイトです。
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