サイエンスアゴラ2024 出展企画「STS ステートメント・サイエンスセッション」のご案内
2016年度より、九州大学 科学技術イノベーション政策教育研究センター(CSTIPS)が毎年出展しております、サイエンスアゴラ出展企画「STSステートメント・サイエンスセッション」ですが、2024年度も以下の内容で開催いたします。科学技術と社会の接点の問題や科学コミュニケーションに関心をお持ちの皆様はぜひご参加ください。対面とオンラインのハイブリッド形式で開催いたします。
本企画は「科学技術社会論学会」の後援をいただいております。
企画概要
九州大学大学院における科学コミュニケーション教育として、大学院生が「STSステートメント」を作成し、毎年3月に福岡市内で開催するサイエンスカフェで市民に向けて発表し、その内容について市民とディスカッションを行っています(2020年度、2021年度、2020年度はオンライン開催)。STSステートメントとは院生の研究成果が将来 社会にどのような影響を与えるかを予測し問題が発生しそうな場合(例えば環境問題等) は、それにどう対処するかをまとめた宣言(ステートメント)のことです。それをサイエンスアゴラの場で実演し全国の来場者の皆様との交流を実現したいと思います。この取り組みの狙いは、社会との科学コミュニケーションを通じた大学院生の研究倫理意識の醸成にあります。2024年度も東京会場での対面開催とオンラインのハイブリッド方式で開催いたします。
開催日時
2024年(令和6年)10月26日(土) 10:30~12:00
実施場所
テレコムセンタービル4階オープンスペースD (住所:東京都江東区青海二丁目5番10号)
対面会場定員
先着20名様まで
参加費等
無料です。
[プログラム(敬称略)](予定)
趣旨説明(小林 俊哉)
①STSステートメント「量子コンピュータ、実は身近に」(阪口 友貴 政策研究大学院大学)
②STSステートメント「脳波で作曲-ブレインテックが創造する未来」(辻 健作 九州大学)
③STSステートメント「自動運転が創る未来」(竹田 龍司 九州大学)
④STSステートメント「伝統的建造物群保存地区の存続と活用-地方都市(山口県萩市)での観光地域づくりの課題-」(小林 富 九州大学)
※上記①から④までの中から3名が発表を行います。
参加方法
以下に、電子メールまたはお電話でお申し込みください。
オンライン参加ご希望の方には追って、Zoomのご招待アカウントを電子メールにてお送りします。
小林 俊哉 九州大学 科学技術イノベーション政策教育研究センター 准教授
E-Mail: kobayashi.toshiya.303 (a) m.kyushu-u.ac.jp
電話: 092-802-6657(直通) 092-802-6654(FAX)
主催
九州大学 科学技術イノベーション政策教育研究センター(責任者:小林 俊哉)
後援
科学技術社会論学会