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投稿日 2024年12月20日

『科学技術社会論研究』第23号
特集=科学のシャドウ・ワーク

発売日:2024/12/05
出版社: 玉川大学出版部
ISBN:978-4-472-18323-2

内容紹介

特集「科学のシャドウ・ワーク」他、論文3本、研究ノート4本、書評1本を収録。

目次

特集=科学のシャドウ・ワーク

科学のシャドーワーク――総説(福島真人)
宇宙科学におけるシャドーワーク問題(福島真人)
曖昧化される科学実践の中心―周辺構造――情報工学のシャドウ・ワークの事例より(日比野愛子、伊藤京子)
データ駆動型育種における育種家と統計遺伝学者の協業――シャドウ・ワークの視点から(山口富子)

法科学のシャドウ・ワーク―監査文化の中で(鈴木舞)
科学の専門職業化とシャドウ・ワーク(松村一志)
ダーティ・ワークとシャドウ・ワークの間――廃棄物処理業における主観的価値付けから見た科学のシャドウ・ワークの特性(吉田航太)
科学のシャドウ・ワークに含まれる論点(日比野愛子)

論文

建築学会の都市防空対策におけるリスク評価と市民の精神力への期待(夏目賢一)

研究ノート

労働としての学問(渡部麻衣子)
情報技術と事務作業――「無駄」な仕事をめぐる科学技術社会論的研究の可能性(福本江利子)
「技術知」による統治――「科学技術社会論」の社会的機能(木原英逸)
(2023年度科学技術社会論・柿内賢信記念賞 特別賞受賞記念講演)生殖技術を進展させる人と,技術を選択する人――それぞれの「語り」から科学・技術・社会を考える(柘植あづみ)

書評

吉澤剛『不定性からみた科学――開かれた研究・組織・社会のために』(本堂毅)