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投稿日 2002年11月1日

『科学技術社会論研究』第1号
「科学技術と社会」を考える

科学技術社会論学会編
玉川大学出版部
B5判並製・252頁
本体4400円
2002年11月
(一般書店でも購入できます)
玉川大学出版部の紹介ページ

目次

設立趣意書

学会設立に寄せて

科学技術社会論学会会員の皆様へ―4Sからの祝辞  Bijker,Wiebe E.
科学技術社会論学会会員の皆様へ―EASSTからの祝辞  Wyatt, Sally
科学者の将来  佐藤文隆
科学技術文明の普遍性  竹内 啓
社会学の個別性を超えて  市川惇信
忘れて欲しくないこと  村上陽一郎

「科学技術社会論研究」創刊に寄せて  小林傳司

特集:「科学技術と社会」を考える

1 理論

A 科学技術社会論の焦点

科学技術と公共性  藤垣裕子
科学技術と市民的自由―参加型テクノロジーアセスメントとサイエンスショップ  平川秀幸
大学・科学技術・社会―20世紀における大学と科学技術の変貌  桑原雅子
「大型科学」論とSTSの課題  平田光司
リスク概念とSTS  林 真理
イノベーション論―歴史的概観に基づく当面の課題  後藤邦夫

B 科学技術社会論のアプローチ

狭義の科学哲学と科学技術社会論  戸田山和久
技術の哲学  村田純一
科学社会学と技術社会学のゆくえ―避けて通れぬ問について  松本三和夫
科学技術とジェンダー  小川眞里子

2 「科学技術と社会」の諸相

A コミュニケーション

科学技術と社会のコミュニケーション―その人材問題  塚原修一
日本の科学技術ジャーナリズム研究―ほぼゼロからのスタート  牧野賢治
科学コミュニケーション  杉山滋郎
学校教育におけるSTS教育―現状と展望  小川正賢

B 環境/情報/エネルギー/生命

環境問題  戸田 清
情報技術―市民運動と資本主義社会との関係  中山 茂
原子力エネルギー技術と社会  谷口武俊
遺伝子技術  廣野喜幸
生物医学と社会  松原洋子
医療と社会  柘植あづみ

C 倫理

科学技術倫理の諸相とトランスディシプリナリティ  札野順
技術者にとっての科学と社会  柴田清
サイバー倫理―その歴史、方法論、いくつかの倫理的ジレンマについて  奥田 栄

D グローバリゼーション

科学技術政策の国際的次元  城山英明
第三世界とSTS  塚原東吾